関西設計株式会社（KDC）のホームページ

 ビル屋上に設けた開閉屋根で通常は閉じられているが、緊急時には開口され、中からヘリデッ

 キが上昇する。
 弊社では開口時・暴風時・地震時等を設計条件とし、骨組み解析（NASTRAN）にて設計を行っ

 た。

 扉体の大きさは幅66.7m、高さ11.9m、扉体重量530トン。
 この扉体を詳細にモデル化し、潮流等の荷重を考慮したFEM解析を行い、扉体等の強度評価を

 行った。

 全橋（全長410m×全高58.6m×幅32m）の安定性の解析、係留解析評価、車両走行シミュレー

 ション、ポンツーン部（１辺58m×高さ8m）の基本設計、詳細設計、ＦＥＭ強度解析を行っ

 た。

 セミサブリグの大きさは、デッキ寸法84.1ｍ（L）×61.0ｍ（B）、各ポンツーン寸法114ｍ

 （L）×16.5ｍ（B）×9.1ｍ（D）である。
 当社は構造詳細設計、スタビリティ解析、操船要領書作成業務を行った。
 構造解析業務としてはデッキおよびポンツーンを詳細メッシュでモデル化しFEM解析にて各部

 に発生する応力を確認した。

 タワー型立体駐車場［鉄骨ブレース構造（36m×17m×58m）］の構造設計を行ったもので、

 本構造はブレース格点部にエネルギー吸収を有する機構が特徴で、動的地震における構造強度

 検討を行った例である。